来場者140人。ありがとうございました。
がれきを考える「第三回市民検討会」&
「市民タウンミーティング」報告




7月22日(日)北九州市国際会議場で行われた「第三回市民検討会」&市民タウンミーティング」は好評のうち閉会いたしました。

第一部の市民検討会では、環境ジャーナリストの青木泰さんから、がれき広域処理調査チームの報告として、宮城県が北九州市と鹿島JVへ二重契約をしようとしている問題を続報を交えて報告しました。それを受けて弁護士の斎藤利幸さんが、北九州市と宮城県への提訴を発表。
北橋市長と村井知事の違法性を確認し、世論喚起することが目的だと話しました。

がれきの広域処理に関して「『役人の違法行為』によって損害を被った、それを賠償せよ」という権利主張という形を取り、裁判の中で、行政の違法行為をはっきりさせたいという「ことです。
この提訴は、短期間で総勢100名を超える原告数となっており、関心の高さが表れております。また、本焼却が始まれば、市外へ引っ越すという決意をされている方も多く、今後もますます関心の高い訴訟となるものと思われます。
加えて、広域処理の違法性を問う訴訟としては世界初であり、海外からの問い合わせもあって、世界中に注目される訴訟です。http://kitahasisojou.blogspot.jp/
今後は、民事提訴に続いて刑事告訴も視野に入れるとのことでした。

続いて佐賀大学の豊島耕一教授から、北九州市の試験焼却について物質収支の面から検証がりました。長崎大学の戸田教授から放射能について、北川医師からは試験焼却での健康被害を中心に話していただきました。

第二部は、市民のタウンミーティングとして、質疑応答とともに、自由な意見交換を行いました。